ドラクエ10におけるサーバントリーダー問題(勝手な推測)
皆さん最近のドラクエ10は楽しいですか??
自分はというと、モチベの維持に苦労しています…
正直なところ、マンネリ気味ですw
なんだか今後に希望をあまり見いだせないんですよね。
そんなとき、とあるpodcastを聞いて、最近のDQ10に感じる漠然とした不安の原因はこれに違いない!と思ったので紹介です。
※長文をまとめる能力がないのでいつになく読みづらいですm(_ _)m
サーバントリーダーとは?
サーバントリーダーは、部下が動きやすくなるように障害物を率先して取り除いていくことをメインに動くリーダー、のことです。
ちょっと前から、社会で求められるリーダーとはこれだっ!
というように言われて、色々解説本なども出ているのですが、
最近、Web業界ではこの流れに否定的になっています。
例としてあげられる、Fate/Zeroの11話「聖杯問答」がわかりやすく、
世代を超えた3人の王が統治の仕方を論じるのですが、 民や臣に厚いタイプの王が、大いなる野望を追いかけるタイプの王に論破される
という話です。 めっちゃざっくりな説明ですw
詳しく知りたい方は以下などを参考にするといいのです。
サーバント・リーダーが陥る「良い兄貴問題」 - Yamotty Blog
サーバントリーダーの話を見たり聞いたりしていて思ったのは、ドラクエ10の現ディレクター、りっきーがまさにサーバントリーダーで、前ディレクターの藤澤さんは野望型のリーダーだったのでは・・ということです
明確なビジョンを示してきた藤澤ディレクター
藤澤さん
DQXTV内で、藤澤さんのいたころは、藤澤さんにほとんどの決定権を委ねていたという趣旨の発言をりっきーがしていました。
また、DQ10を生み出す過程で、藤澤さんがDQ9に引きぬかれていた時期に、代理の吉田ディレクターによって作られていたものを、戻ってきたときにぶち壊して大きく作りなおす、という決定をしたそうです。
自分のなかで揺るがないビジョンを持っていて、野望達成のために部下を動かしていたんだろうな~というのが伝わってくるエピソードですね。
【開発・運営だより】でユーザにも、自分のビジョンを伝えていた
藤澤さんのころは【開発・運営だより】というものを月1くらいのペースで出していて、開発側の考えをユーザに伝える努力をされていました。
りっきー体制になってから完全不定期となってしまいました。(もう半年、出ていない)
藤澤さんが開発運営だよりやDQXTVで考えを伝えることを重視していたのは、自分の持っているビジョンにたいしての理解を、開発陣だけでなく、ユーザにも求めていたのだと思います。
一方りっきーがそういう機会を減らしているのは、りっきーは開発陣やユーザの障害物を取り除くのを主眼においていているので、意見を伝える必要がないからなのではないでしょうか。
りっきー体制に見る、りっきーがサーバントリーダーだと思うところ
りっきー
※ここからは想像も含まれますw
- 「ドラクエ10をこうしたい」といったビジョンは持っていない(持っているかもしれませんが伝わってこず)
- 社内で持っているKPI達成、数値改善を目的に動いているのでは。
- アップデート内容も、難易度を下げたり、ユーザの障害となっているものを取り除くのがメインになっている
- りっきーが昔から押している「アストルティア学園」の詳細が全く見えてこない
りっきーは、数値的には成功している
- 藤澤さん体制のころより大きくアクティブユーザを増やしたようです。(開発・運営だよりより)
まとめ
明確なビジョンを持った藤澤さんが確固たる意思のもとにDQ10を作り上げた。
サーバントリーダーのりっきーがそれを引き継いで、ユーザフレンドリーな改修を数々取り入れてアクティブユーザ数を大きく伸ばした。
この流れはとてもよかったんだと思います。
でも、サービス開始から3年経ってマンネリ化しつつある今、明確なビジョンを持ち、ドラスティックな変更のできるリーダーがディレクターでもいいんじゃないかなーと思いました。